第5話 ランデブーwith熟しすぎた少女

アイラはグリモア執行部からの単独指名でクエストを命じられると、パートナーとして転校生を強引に連れ出す。近ごろの学園では、国連軍の悲惨な前線や、世間の魔法使い差別など、外界の事情が語られ始めていた。

あらすじ

最大最強吸血鬼

アイラは転校生を連れてクエストに出発する。生徒会はアイラの実力を疑いはしないものの、直接の単独指名という執行部の横暴に抗議する。

オープニング(クエストストーリー)

アイラは猫をかぶるのをやめて高笑いする。

パシリ

梓は転校生に、利用されるだけの存在を超えてジゴロになれば生徒会・風紀委員・報道部間の対立は消えると予言する。

食料備蓄

聖奈は花梨に第7次侵攻への警戒を明かし、食料の備蓄体制強化を相談する。南半球で作物が作れないために合成食料中心となる中、花梨はやりくりを請け負う。

さわがにとの遭遇①(クエストストーリー)

アイラは転校生におぶってもらい、川を渡ってさわがにに接近する。

東雲アイラという生徒

クエストの少し後、エミリアはあやせと転校生の前で、アイラの吸血鬼という自称を危険で無意味な冗談と評する。

魔法学園

兎ノ助は転校生に、世界に6つある魔法学園について講義する。

校則違反

紗妃は葵に、クエストは2人以上で受注することを説明する。クエスト外での、特に一般人への魔法使用は厳罰の対象であるという。

軋轢

紗妃は葵にイギリスで起きた「モンマスの悲劇」のことを話し、隔離では魔法使いと一般人の差別は解決しないという。

さわがにとの遭遇②(クエストストーリー)

アイラは転校生の影に入り、日光をしのいでさわがにを発見する。

軍人は語る

メアリーは焔に国連軍の前線がいかに過酷かを語る。

連携

メアリーは焔に、グリモアのクエスト対象の魔物は戦場から見れば最弱クラスであり、卒業後も生き延びるためには駒を使い、連携せねばならないと諭す。

転校生の希少性(前編)

姫は転校生を婿候補の有望株と考え、彼と接触する機会を待ちつつ高笑いする。

さわがにとの遭遇③(クエストストーリー)

アイラは、転校生の魔力を貯めて分け与えられる体質の謎を考察するうち、さわがにを発見する。

エピローグ(クエストストーリー)

アイラは転校生と共にさわがにを倒し、学園への帰路につく。

転校生の希少性(後編)

アイラは転校生に、彼の体質の希少性と、そのために魔導科学研究所(科研)が人権を無視して身柄を狙ってくる可能性を警告する。

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